四日市南高等学校で講演をしました
先日、地元であり息子の母校でもある四日市南高校にて
「受験期の子どもを支える精神的なフォローと声かけ」
というテーマで講演をさせていただきました。
息子の高校入学から、「不登校ってこうやってなっていくのか…」という
不登校の入り口、息子の苦しみ、そこから友達に支えられての通学。
実力をつけて大学入学したまでの軌跡を、まずお話ししました。
なぜかって、それは
「子どもの幸せと自分の幸せをイコールにしないこと」
「子どもが産まれたときの"あの幸せな気持ち"を思い出すこと」
を前提に持って話を聞いて欲しかったからなんです。
親はどうしても
「子どもの進学=自分の評価」と感じてしまいがち。
でも、子どもは子どもの人生を生きている。
親ができるのは“サポート”であり“支配”ではないんですよね。
だから「生まれた時、それだけで尊かったよね」
と、あの時の気持ちになってもらうことが大切だったのです。
途中、涙する保護者さんもいました。
きっとさまざまな葛藤や苦労を経て、今があるのですよね。
みなさんの心が同じ方向に向いたら
そこからは実践!
テクニック!
アドラー心理学の声かけをベースに行いました。
朝起きない時はなんて声かける?
スマホばっかりしてる時は?
成績が伸び悩んでるときの声かけは?
大学選びで親ができることは?
などなど
3つのK(傾聴、共感、言葉)を使い、私がいなくてもおうちで自分から実践できるように
たっぷりお話ししました。
さて、この写真は、息子に
「朝方の方が脳のパフォーマンスが上がり、記憶力が良くなったり、成績が上がるよ」と
口うるさく言っていたところ、息子がとうとう
「高校生、大学生の早起きは体に悪影響である」という英語の論文を見つけてきたという話で
笑いを取れたところのシーンです(笑)
終わった後もたくさん届く感想メールに感激!
だから講演ってやめられないんです!
誰かの人生にひとつの光を灯す
そんなつもりじゃなくても、誰かの心を大きく動かす
こんな講演ができたことに感謝です。
南高校の保護者のみなさま、ありがとうございました。




